手話通訳士ってどんな仕事?どうすればなれるの?

 

手話の画像

ボランティア活動や裁判などの公的な場面で仕事をしている手話通訳士。

 

そんな手話通訳士のことをあなたは詳しく知っていますか?

 

また、手話通訳士になるための方法をあなたは知っていますか?

 

当ページでは、手話通訳士の情報や手話通訳者などの情報を説明しますので、是非ご覧ください。

 

そもそも手話通訳士って?

疑問

手話通訳士は聴覚に障害を持つ人が健常者とコミュニケーションを取るために、手話を用いて通訳を行う仕事になります。

 

障害者が使用する手話を日本語に直すなど行い、言葉を通訳していきます。

 

聞こえないことで不利益が発生しないように、通訳をすることが目的になります。

 

ただ手話技術を磨いて通訳を行うだけでなく、障害を持つ人の生きる世界や考え方を理解し、常に相手の気持ちに立って手話を行う姿勢が求められます。

 

手話通訳士の資格は、国家資格ではなく省令の定める公的資格になります。

手話通訳士の収入

お金

仮に手話通訳士になったとしても、手話の通訳自体が特別な資格が必要ないので、通訳士一本で生計を立てることは難しいとされています。

 

働く場所や雇用形態によって、給料が大きく異なり、常勤ではない場合は時給制になります。

 

福祉関連の施設ですと、時給1,000円~1,500円、契約社員で月給15万円18万円ほどのようです。

 

求人情報には、手話や外国語などができる人材が求められているので、給料がより高くなる可能性はあります。

 

介護福祉施設で国家資格である社会福祉士や介護福祉士の資格を持っていると、時給1,500円以上や常勤の職員として採用されやすくなります。

 

手話通訳士でなくとも、平日は別の仕事をしながらボランティア活動ができることを頭の片隅に入れておいてください。

 

それでは、そんな手話通訳士になるためにはどうすればいいのでしょうか?

 

次の項目から説明していきます。

手話通訳士になるにはどうすればいいの?

空を指差す

手話通訳士になるには、年一度に行われる手話通訳技能認定試験に合格する必要があります。

 

その後、社会福祉法人聴力障害者情報文化センターに、手話通訳士として登録をする必要があります。

 

それでは、手話通訳士試験の詳細を見ていきましょう。

手話通訳士試験

勉強

手話通訳士試験は手話通訳技能認定試験という名前で行われており、手話通訳に関する知識や技能について審査・証明を行う試験になります。

 

年に1回試験が行われており、学科試験と実技試験の2つがあります。

試験内容

学科試験
  • 障碍者福祉の基礎知識
  • 聴覚障害者に関する基礎知識
  • 手話通訳のあり方
  • 国語
実技試験
  • 聞き取り通訳
  • 読み取り通訳

試験日や試験地に毎月3月下旬に公表されます。

受験資格

20歳以上になります。

受験手続

受験に関する書類は必ず簡易書留郵便にて社会福祉法人聴力障害者情報文化センターへ提出してください。

受験手数料18,000円(税込)

手話通訳士通信講座で手話通訳士を目指す

手話通訳士を目指す方法の一つに、手話通訳士通信講座というものがあります。

 

手話を身につけることができ、手話通訳士を目指せる通信講座になります。

 

DVDといった映像による教材も多いので、自宅にいながら空いている時間に学習をすることができます。

手話通訳士試験対策講座で手話通訳士を目指す

手話通訳士を目指す方法の一つに、手話通訳士試験対策講座というのもあります。

 

この講座では、手話通訳に必要な手話語彙、手話表現技術などの習得や、学科試験対策と技術試験対策の両方受けることができるコースが存在します。

 

この対策講座を受けるには、地域登録手話通訳者レベルの方になります。

 

予め実力がある方でないと、受講することができないので注意してください。

手話通訳者について

手話通訳者は、各都道府県で手話を必要とする聴覚障害者の、コミュニケーション支援を図るために設置されています。

 

手話通訳者には、都道府県が認定した民間機関が実施する、手話通訳者全国認定試験に合格することで、なることができます。

 

この試験に合格後、都道府県の独自審査に通過して初めて都道府県認定の手話通訳者になることができます。

 

全国で活躍している手話通訳の方々は、手話通訳者であることも多いです。

 

各自治体で、手話通訳者を養成するための手話通訳者養成講座が開かれている場合があります。

 

手話通訳者養成講座について詳細を見ていきましょう。

手話通訳者養成講座について

手話通訳者養成講座では、手話通訳者を養成することにより、聴覚障害者の福祉増進に取り組む狙いがあります。

 

手話通訳者になるために、手話通訳者養成講座などの養成講座を受講する必要があります。

 

その後、全国手話研修センターが実施する、手話通訳者全国統一試験に合格することで、手話通訳者として登録され活動することができます。

 

手話通訳者養成講座は、下記の課程で構成されています。

  • 基本課程35時間
  • 応用課程35時間
  • 実践課程20時間

の合計90時間で構成されています。

 

各都道府県の福祉センターや聴覚障害者情報センターなどで開講されます。

 

この手話通訳者養成講座は基本コースや応用コース、実践コースがあり、受講料は無料で教材費は受講者負担になります。

※地域によって異なります

 

手話を初めて習う方や手話の技術向上を目指す方は、手話奉仕員養成講座を選択してください。

 

手話通訳者養成講座を受けた後に受験する、手話通訳者全国統一試験についてみていきましょう。

手話通訳者全国統一試験とは

手話通訳者全国統一試験では、手話通訳者として必要な知識や技能について行う試験になります。

 

手話通訳者全国統一試験を受験するためには下記の条件があります。

  • 手話通訳者養成課程修了者
  • 手話通訳者養成課程修了者と同等の知識及び技術を有するもの

次の項目では、地域別手話通訳者養成講座の情報をまとめています。

地域別手話通訳者養成講座まとめ

日本地図

北海道

北海道手話通訳者養成講座公開講座

東北地方

青森県

青森県聴覚障害者情報センター/講座

岩手県

人材養成 – 岩手県立視聴覚障がい者情報センター

宮城県

通訳者養成講座-宮城県聴覚障害者情報センター

秋田県

平成28年度秋田県手話通訳者養成研修会について

山形県

一般社団法人山形県聴覚障碍者協会 手話通訳者養成講座

福島県

関東地方

東京都

東京都手話通訳者等養成講習会

群馬県

平成28年度手話通訳者養成研修を開催します

埼玉県

2016(平成28)年度埼玉県手話通訳者養成講習会 【手話通訳Ⅰ】

神奈川県

神奈川県手話通訳者養成講習会

茨城県

茨城県立聴覚障害者センター「やすらぎ」手話通訳者Ⅰコース公開講義

千葉県

講座案内 千葉聴覚障害者センター

栃木県

栃木県/平成28年度手話通訳者養成講習会の開催について

中部地方

新潟県

一般社団法人新潟県聴覚障害者協会の事業計画日程

山梨県

山梨県手話通訳者養成講習会

長野県

手話奉仕員養成講座

富山県

富山県聴覚障害者センター 業務内容

石川県

金沢市手話奉仕員養成講座

福井県

平成28年度福井県手話通訳者Ⅰ養成講座

岐阜県

岐阜市手話通訳者養成講座

静岡県

公益社団法人静岡県聴覚障害者協会

愛知県

あいち聴覚障害者センター

近畿地方

三重県

手話通訳者養成講座 – 三重県聴覚障害者支援センター

滋賀県

滋賀県立聴覚障害者センター

京都府

京都市手話通訳者養成講座 – 京都市聴覚言語障害センター

大阪府

大阪府/大阪府手話通訳者養成講座を開催します

兵庫県

手話通訳者養成(通訳Ⅰ)講座

奈良県

奈良県聴覚障害者支援センター|事業案内 〜手話通訳〜

和歌山県

平成28年度手話通訳者養成講座 – 和歌山県聴覚障害者情報センター

中国地方

鳥取県

手話通訳者養成講習会等の案内 – 公益社団法人鳥取県聴覚障害者協会

島根県

島根県:手話通訳者の養成講座の周知について

岡山県

岡山県聴覚障害者センターへようこそ

広島県

広島県手話通訳者養成講座

山口県

平成 28 年度 山口県手話通訳者養成講座「手話通訳Ⅰ」のお知らせ

四国

徳島県

平成28年度手話通訳者養成講座【手話通訳2】受講者募集について | 徳島県

香川県

香川県聴覚障害者福祉センター

愛媛県

愛媛県庁/平成28年度の県内の手話及び要約筆記に関する研修情報

高知県

高知県聴覚障害者情報センター | 社会福祉法人 小高坂更生センター

九州地方

福岡県

手話通訳者養成講座 – 福岡市 ふくおか市政だより WEB版

佐賀県

手話通訳者養成講座<Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(実践)>-佐賀県聴覚障害者サポート

長崎県

長崎市 手話通訳者・要約筆記者養成

熊本県

手話通訳者養成講座 – 熊本県ろう者福祉協会

大分県

手話通訳者養成講座 – 大分県聴覚障害者センター

宮崎県

県立聴覚障害者センター 手話通訳者養成講座・基本課程講習会申込のご案内

鹿児島県

平成 28 年度 手話通訳者養成講座(通訳者Ⅰ) – 鹿児島県視聴覚障害者

沖縄県

手話通訳者養成講座 | 沖縄聴覚障害者情報センター

手話通訳士などの資格や検定について

資格

手話通訳士の資格以外にも、手話の検定によってあなたの手話の知識や技術を確認することができます。

 

その検定は2種類あり、全国手話検定と手話技能検定の2種類があります。

 

手話の資格や検定については、下記のリンクをご覧ください。
→手話の検定内容と種類は?|検定取得までの流れ
→手話の資格と種類|取得方法は?

手話の技術力を高めるために

手話

手話の技術力を高めるためには、手話の基礎知識や背景知識、読み取りから表現まで幅広く求められます。

 

中級者から上級者になるための教材は多くなく、レベルアップしていくには自宅の空いている時間帯に勉強できる方法が一番です。

 

その方法は、手話DVD講座によって可能になります。

 

下記に中級者向け、上級者向けのステップアップできるDVDの詳細を用意しましたので是非ご覧ください。

→【中級者向け】ワンステップ手話講座2でステップアップ!
→【上級者向け】ワンステップ手話講座3でさらにステップアップ

まとめ

まとめ

手話通訳士になるためには、ろう者の方とコミュニケーションを取れるのが前提になります。

 

ですので、手話サークルに加入したりボランティア活動をするなどの積極的な活動をすることが求められます。

 

手話通訳士の資格を取らなくても、ボランティア活動であったり、手話通訳者になることは可能です。

 

初心者の方が手話通訳士や手話通訳者などを目指すのであれば、手話を読み取る力、表現力を習得する必要があります。

 

そのため、まずは初心者向けの手話DVDを見て勉強したり、指文字から学び始めるといったことをオススメします。

 

中級者や上級者の方は、基礎知識と読み取り表現する能力を高めていく必要があります。

 

検定であなたの力量を再確認しつつ、技術を高めていってください。

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